仮想マシンのLinuxでCDROMのマウントに失敗する/Windows標準機能でISOイメージを作る

仮想マシンのLinuxでCDROMのマウントに失敗するという謎の現象が発生しました。なぜ謎の現象かというと、ホストのWindows10では問題なく読み込めているからです。

エラーを探る

mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
でスーパーブロックを読み込めない的なエラーがでたので調べる。

CDROMのつもりだったけど、実際はDVDのUDFだったのでその辺をまず疑う。
→関係なし。そもそも自動で認識するものだし。念のためにコマンドオプション指定するも結果変わらずじまい。

何かしら壊れている?
→人に焼いてもらったものなので、壊れているのは困る。Windowsでは読めているし。

Linuxは詳しくないけど、特定の何かで発生する?
→仮想マシンにあるUbuntuとかCent OSとかで一通り試すも同じエラー。

それなりに時間を使って調べましたが、最終的には諦めました。Windowsで読み込めているので、ISOイメージを作れればこの問題を回避できるなと。

Windows10におけるISOイメージ作成

ソフトウェアをインストールせずにISOイメージを作成できないか以前にも調べたことがあって、読み込めはするけど作成できないというのが当時の結論でした。

そもそもISOイメージというのはそんなに複雑なものではないのと、Windowsとしては解釈できるフォーマットな訳で頑張れば自作できそうです。私はできないけど。またPowerScriptはWindows標準の強力なスクリプト言語です。よって、検索キーワードは
 windows10 powerscript iso
で発見したのが SIer備忘録のWindows標準機能でISOを作成するには? で紹介されているNew-ISOFile functionでした。以下の手順でISOイメージを作成できます。

  1. PowerShell ISEを起動する。
  2. スクリプトを貼り付ける。
  3. コマンド実行
    Get-ChildItem | New-IsoFile -Path -Media DISK -Title ""
ディレクトリも扱えそうだったんですが、妙に時間かかったのであらかじめzipファイル化して実行しました。ファイルが多数入っていたのでそのせいだと思いますが。
作成したISOイメージはVirtualBox経由で問題なくマウントできました。

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