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電力自由化の副産物?電力会社変更のオススメ

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皆さんご存知の通り、2016年4月から電力小売りの全面自由化が開始されました。地域ごとに小売の電力会社が参入しており、関東甲信越エリアだと50社以上あるそうです。 新規参入会社は既存の電力会社から顧客を奪うところから始まるので、各社魅力的なプランを出してきています。私は東急カードを持っており、 東急線や東急バスを使う機会もあるので 、東急電力に変更しました。定期券購入やオートチャージのポイント付与が2倍になるというなんとも有難いサービスです。2018年3月31日までという期間限定なのが残念ですが、顧客獲得のためのキャンペーンなので致し方ないところでしょう。 私はポイント付与2倍が魅力的だったこと、若干ですが電気料金が安くなることから電力会社を変更しましたが、予想していなかったメリットがあることがわかりました。スマートメーターの導入です。 スマートメーターは30分ごとに電力使用量を送信しているようです。東急電力の電気料金をチェックしたとき、このスマートメーターの数値をリアルタイムで確認できることを知りました。 赤いのが2017/2/25(土)の使用量なんですが、午前2時にちょいと増えてその後下がっています。これは何なのかなと考えてみたところ、ファイルサーバの再起動によるものと思われます。毎週土曜2時に再起動するよう設定しているのですよ。 6時くらいからエアコンをつけたので、7時からは一気に使用量増加。温度が上がったせいかその後下がりますが、11時12時と高め安定です。先週のデータを確認してわかったのですが、エアコンを付けると0.5-0.6kWhあたりで安定しています。寒い月にエアコン付けると電気代がかかるのは分かっていることですが、このように実際の使用量を見せられると、エアコンつけっぱなしが不経済なのは一目瞭然です。 時間毎の電力使用量を確認できることで節電意識が高まり、一層電気代が安くなりそうです。どこまでデータを蓄積してもらえるのかわかりませんが、データを見ることでベストな料金プランを判断することもできそうです。 この便利なスマートメーター、残念ながら電力会社変更時に導入されるようなので、何もしない場合はこのようなデータを見ることが出来ません。スマートメーターを導入するために電力会社を変更して見る価値がある...

オフライン環境におけるapt-getの使用

オフライン環境でパッケージをインストールしたい場合、  リポジトリのミラーリングを行い、ミラーサーバからインストールする。 (debianパッケージの場合)dpkgコマンドでインストールする。 といった方法がありますが、前者を使うまでもないが後者では面倒といった状況があるかと思います。ここではdpkgコマンド一発ではインストールできないパッケージインストール方法について紹介します。この方法では、オフライン環境と同等のオンライン環境を利用します。 オンライン環境での作業 あらかじめオフライン環境相当としておいてください。 apt-get cleanコマンドでアーカイブファイルを消去する。 オフライン環境でインストールしたいパッケージをapt-get installコマンドでインストールする。 上記でインストールされたパッケージは /var/cache/apt/archives ディレクトリにキャッシュされている。このディレクトリにあるdebファイル群をオフライン作業用に使用する。 オフライン環境での作業 メインとなるオフライン環境での作業です。 オンライン環境で準備したdebファイル群を適当な場所に格納する。 apt-ftparchiveコマンドでdebファイルのパッケージを作成する。 sudo apt-ftparchive Packages . |gzip > Packages.gz /etc/apt/sources.list にて以下の変更を行う。 全てコメントアウトするか削除する。 apt-ftparchiveコマンドで作成したパッケージファイルがあるディレクトリをdeb fileとして追加する。 deb file:{パッケージファイルのあるディレクトリ} ./ apt-get updateコマンドを実行し、インデックスを更新する。 apt-get installコマンドでパッケージをインストールする。